ドックのご案内

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検査のご紹介

身長・体重・BMI・標準体重
BMI=体重(kg)÷身長(m)2。BMI=22となる体重を標準体重とします。BMI≧25を肥満とします。肥満は日本人の死因の約40%を占める虚血性心疾患・脳卒中などの動脈硬化性疾患の原因となります。また、BMI<18.5を低体重とします。低体重は栄養不足による免疫能の低下や、骨粗しょう症、貧血、月経不順など多くの病気の原因となります。肥満だけでなく、低体重にも注意が必要です。
腹囲
生活習慣病の原因となる内臓脂肪を簡易的に測定するのが腹囲です。メタボリック症候群の診断基準のひとつです。男性は85cm以上、女性は90cm以上で内臓脂肪面積100㎠以上に相当します。内臓脂肪の過剰蓄積は、糖尿病・高血圧・脂質異常症などをあわせもつ危険性が高く、動脈硬化になりやすい状態といえます。内臓脂肪蓄積の大部分はエネルギーの過剰摂取が原因です。
内臓脂肪CT
CT検査で内臓脂肪断面積を測定します。内臓脂肪を視覚的に確認していただけるように画像を添付いたします。
遠方視力
通常の視力検査で、5m先をみる視力のことをいいます。
近方視力
30cm先をみる視力のことです。遠視や老眼で低下します。
眼底検査
光を当てて網膜を観察するのが眼底検査です。緑内障や加齢性黄斑変性症などのスクリーニングが可能です。また、眼底の血管は身体の外から見ることのできる唯一の血管で、高血圧・動脈硬化・糖尿病など、多くの病気に関する情報が得られます。
眼圧検査
眼球に空気を当てて眼球の内圧を調べます。空気が出てきて少しびっくりするかもしれません。緑内障の発見に有用です。
聴力検査
無音室でヘッドホンをつけた状態で、ピピピやピーという音が聞こえます。聞こえたらボタンで合図してください。低音から高音まで、聴力の異常がないか調べます。急な聴力低下に対しては、精査が必要です。
尿検査
尿潜血・尿蛋白・尿糖など、尿中の成分を調べることで、腎臓や尿路などの異常を見つけます。ご自宅で尿を採取していただき、当日お持ちいただきます。
循環器系
安静時心電図検査
手足と胸に電極をつけて心臓の電気信号を計測します。安静時の心臓の状態を調べます。
血圧脈波検査
腕と足の血圧を同時に測定して動脈の狭窄や詰まり具合を見ます。動脈硬化の進行度測定に有用です。また、同時に血管の硬さをみて、血管年齢を測定します。
頚動脈エコー検査
頚動脈の壁の厚さ(IMT:内膜中膜複合体肥厚度、正常は1.1mm未満)・狭窄やプラーク(粥状硬化や脂質などが動脈壁に付着したもの)の有無などを超音波で検査します。壁の肥厚やプラークは、脳梗塞や心筋梗塞の発症と関連があります。
呼吸器系
胸部CT検査
X線ビームを用いて肺や縦隔の詳細を確認します。小さな腫瘍を検出できるので、肺がんの早期診断には欠かせない検査です。検査機器は高画質でありながら最大75%の被ばく低減を実現した、最新式の64列マルチスライスCTです。
肺機能検査
息をいっぱいに吸い込んだあとに、力いっぱい吐きだします。肺活量の検査です。
喀痰細胞診
痰を採取していただき、痰の中の細胞を顕微鏡で詳細に観察します。肺がんの発見に有用です。
消化器系
胃透視(上部消化管X線検査)
バリウムを飲んでいただき、食道・胃・十二指腸の病気を発見します。バリウムには味つきも用意しております。
胃カメラ (上部消化管内視鏡検査)
内視鏡を用いて食道・胃・十二指腸を観察します。異常部位の組織を採取し、病理検査をすることや、ヘリコバクターピロリ菌が感染しているかどうか調べることもできます。鼻からの細いカメラを用いた経鼻胃カメラ(オプション検査)も行っていますので、ご希望の方はご予約の際にお申し出ください。
鼻からの胃カメラで苦痛軽減
便潜血検査
便中に血液が含まれているか調べます。ご自宅で便を採取していただきます。大腸癌やポリープなどのスクリーニングとして用いられます。
便虫卵検査
便中に寄生虫の虫卵がないか調べます。ご自宅で便を採取していただきます。
腹部エコー検査
お腹にゼリーを塗って、超音波を使用して腹部臓器を観察します。胆のう・胆管・肝臓・膵臓・腎臓・脾臓などの病気を発見します。
婦人科・乳腺
子宮頚部細胞診
子宮頚部の細胞を綿棒でこすり採り、顕微鏡で詳細に観察します。子宮頸がんのスクリーニングとして用いられます。
HPV(ヒトパピローマウイルス)検査
子宮頚がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の検査です。HPVは約80%の女性が一生のうち一度は感染するといわれるありふれたウイルスですが、持続的に感染すると子宮頚がんの原因となります。この検査は子宮頚部細胞診と同時に行います。
マンモグラフィ(乳房X線検査)
乳房を挟んでレントゲン撮影を行ないます。少し痛いかもしれませんが、女性技師がおこないますので、安心してください。乳がん検診ガイドラインでは、40歳以上の女性には2年に1度のマンモグラフィ受診を勧めています。
乳房エコー検査
超音波で乳腺を観察します。乳腺組織が発達している40歳未満の方でとくに有効とされています。
骨粗しょう症検査(骨密度測定)
超音波を使用してかかとの骨量を調べます。骨粗しょう症検査の発見に有用です。
甲状腺
甲状腺エコー検査
超音波で甲状腺を観察します。甲状腺腫瘍などの検出が可能です。
甲状腺ホルモン検査
TSH(甲状腺刺激ホルモン)、FreeT3、FreeT4(甲状腺ホルモン)などが測定できます。血液検査により、甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症などを確認します。
その他画像検査
頭部MRI(検査施設:御池クリニック)
磁気を利用して頭部の詳細を観察します。放射線を使用しませんので、被ばくがありません。くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤が検出できます。また、脳梗塞・脳出血・脳腫瘍などの検出にも優れています。
その他
各種アレルギーセット(血液検査)や、腫瘍マーカーセット(血液検査)など、多彩なオプション検査を用意しております。詳細についてはご予約の際にお問い合わせください。

ご注意ください

検査結果は施設によって多少の違いがあります。また、検査方法や基準値が微妙に異なることもあります。当クリニックでは人間ドック学会のガイドラインに従った検査方法、基準値を採用しておりますので、ご了承ください。

また、基準値は必ずしもすべてのかたに当てはまるものではありません。検査結果にもある程度の個性があり、基準値に当てはまるかどうかよりも、ご自身の中で前年の結果との比較が大切なこともあります。健康診断結果表の判定コメントや保健指導コメントなどを参考になさってください。

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