ドックのご案内

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結果表を受け取られた方へ

結果表参照の手引き

健康診断結果表の見方

結果は今回分の他に、前回・前々回の計3回分を記載しております。数値による結果については、左側にHまたはLと表示されているものがありますが、Hは参考基準値より高値L低値という意味です。
結果表最初の部分には総合判定のコメントを記載しております。異常を認めた項目についてのコメントですので、必ずお読みください。


再検査・精密検査・治療のご案内

再検査・精密検査・治療の必要があるものについては、「再検査案内」にまとめて記載しておりますので、ご参照ください。
また、医療機関を受診の際には、同封の「診療情報提供書」を、結果表とともに必ずお持ちください。

他の医療機関でお受けになった検査結果や治療結果は、お手数ですが当クリニックにご通知ください。
一連のデータとともに保存して、次回のドック時の参考にさせていただきます。

なお、再検査、精密検査、治療が必要なものに関しましては、当クリニックや、下記の関連医療機関等をご紹介させていただきます。

心療内科
  杉本 からすまメンタルクリニック(当ビル2F)
内科・消化器内科
  岩野医院(当ビル3F)
眼科
  烏丸 眼科 小室クリニック(当ビル4F)
泌尿器科
  梶田泌尿器科クリニック(当ビル5F)
耳鼻咽喉科
  京樹会 四条烏丸耳鼻咽喉科(当ビル5F)
循環器内科・糖尿病内科・
肥満専門外来
  島原病院(下京区五条壬生川下る)

また、人間ドックは、生活習慣病の発見・予防や腫瘍などの早期発見を目的とした、スクリーニング検査です。従って、今回の検査で全ての病気が判明するわけではありません。 何か症状がおありで、改善がないようでしたら、専門の医療機関で精密検査をお受けください。

みなさまのますますのご健勝をこころよりお祈り申し上げます。

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主な検査内容の解説

人間ドックや健康診断で測定する検査値は、おおよその目安です。
個々の値の多少の変動で一喜一憂する必要はありませんが、検査で得られた情報や保健指導コメントなどを参考に、今後の健康維持や増進に役立てましょう。

検査項目解説
身体計測 身長 BMI=体重(kg)÷身長2(m)。BMI=22となる体重を標準体重とします。BMI≧25を肥満とします。肥満は虚血性心疾患・脳卒中などの動脈硬化性疾患の原因となります。また、BMI<18.5を低体重とします。低体重は栄養不足による免疫能の低下や、骨粗しょう症、貧血、月経不順など多くの病気の原因となります。肥満だけでなく、低体重にも注意が必要です。
体重
BMI
標準体重
腹囲 腹囲は内臓脂肪蓄積の目安となります。男性≧85cm、女性≧90cmのときに、内臓脂肪断面積(CT画像)≧100cm2に相当します。内臓脂肪の過剰蓄積は、糖尿病・高血圧・脂質異常症などをあわせもつ危険性が高く、動脈硬化になりやすい状態といえます。内臓脂肪蓄積の大部分はエネルギーの過剰摂取が原因です。
内臓脂肪断面積
視力眼圧眼底 遠方視力 通常の視力検査で、5m先をみる視力のことをいいます。( )の中は矯正視力です。
近方視力 30cm先をみる視力のことです。遠視や老眼で低下します。
眼圧 主に緑内障の有無を調べる検査です。眼圧が上がると視神経が圧迫され、視野や視神経乳頭に対する障害が起こります。
眼底 瞳孔から眼球の奥をのぞいて網膜を観察するのが眼底検査です。緑内障や加齢性黄斑変性症などのスクリーニングが可能です。また、眼底の血管を見ることで、高血圧・動脈硬化・糖尿病など、多くの病気に関する情報が得られます。
聴力 聴力 聴力は激しい騒音下で低下する場合があります。また、一部の脳腫瘍などで片側性に低下することがあります。急な聴力低下に対しては、精査が必要です。日常会話に重要な範囲は500Hzから2000Hzの聴力といわれています。
尿検査 尿蛋白 陽性の場合、腎炎やネフローゼの可能性があります。尿蛋白は慢性腎臓病のスクリーニングとしても重要な検査です。
尿糖 糖尿病のスクリーニング検査です。
尿潜血 肉眼で確認できない血尿の検出が目的の検査です。尿潜血と尿蛋白の両方が陽性の場合、糸球体腎炎が疑われますが、尿潜血が単独で陽性の場合は、尿路結石や尿路系の悪性腫瘍の可能性もありますので、泌尿器科での精査が必要です。
沈渣 尿中のわずかな成分を顕微鏡で検査します。尿路系の腫瘍や腎炎、腎結石などが判明することがあります。
その他 ウロビリノーゲンは高値の場合、肝障害の可能性があります。尿は通常弱酸性ですが、動物性食品を多く摂ると酸性(PH低値)に傾き、植物性食品を多く摂るとアルカリ性(PH高値)に傾きます。
腎機能 尿素窒素 高値の場合、腎機能障害を疑います。消化管出血や高蛋白食で上昇することもあります。また、低値の場合、栄養不足・肝不全・妊娠などが考えられます。
クレアチニン 腎臓から排泄される老廃物の一つで、高値の場合、腎機能障害を疑います。
eGFR クレアチニンなどから計算される腎臓の糸球体濾過量(GFR)の推算式です。低下の場合、慢性腎臓病が疑われます。慢性腎臓病は、心血管疾患や腎不全発症の重要な危険因子となります。

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検査項目解説
肝機能 AST(GOT) 心臓・肝臓・筋肉・腎臓などに含まれる酵素で、これらの臓器障害により、数値が高くなります。高値の場合、肝障害・心筋梗塞・心筋症などが疑われます。
ALT(GPT) 主に肝細胞に含まれる酵素です。高値の場合、肝炎・脂肪肝などを疑います。
LAP 胆道系酵素の一つです。肝胆道疾患の診断に用います。
ALP 胆道系酵素の一つです。肝障害や胆汁うっ滞などで上昇します。骨疾患や甲状腺機能亢進症でも上昇する事があります。逆に、甲状腺機能低下症で低下することがあります。
LDH ほとんどの臓器に含まれる酵素です。肝障害の場合は、その他の肝酵素と平行して上昇します。
γ-GT 肝障害(とくにアルコール性肝障害)や胆汁うっ滞などで上昇します。
コリンエステラーゼ 肝炎などで肝臓の蛋白合成能が低下すると低下します。脂質代謝とも関連していますので、脂肪肝などで脂質合成が亢進すると上昇します。
総ビリルビン 黄疸の原因物質です。体質性黄疸や肝障害などで上昇します。
脂質 総コレステロール コレステロールは細胞膜の構成など、身体に不可欠なものですが、余分にとると動脈の壁に沈着し、動脈硬化の原因となります。体質により高値を示すことがあります。また、甲状腺機能低下症などで上昇することもあります。
中性脂肪 血中の中性脂肪が高くなると、動脈硬化や膵炎を起こす危険性があります。アルコールや糖質の摂りすぎが主な原因です。
HDLコレステロール 動脈壁に沈着したコレステロールを血液中に洗い流す作用があり、善玉コレステロールと呼ばれています。この作用を低下させる大きな原因のひとつが喫煙です。
LDLコレステロール 悪玉コレステロールと呼ばれている動脈硬化の危険因子の一つです。
尿酸 尿酸 プリン体(ビール・肉類・貝類などに多い)の摂りすぎや腎機能低下で上昇し、痛風発作や尿路結石、動脈硬化の原因となります。内臓脂肪との関わりも指摘されています。
膵 アミラーゼ 膵臓や唾液腺から分泌される消化酵素の一つです。膵炎・膵がん・唾液腺炎・唾石症などで上昇します。
血中蛋白 総蛋白 血液中の蛋白量です。栄養不良・肝硬変・ネフローゼなどで低下し、骨髄腫などで上昇します。
アルブミン アルブミンは肝臓で合成され、総蛋白の約60%を占めています。肝硬変やネフローゼなどで低下します。
A/G比 Aはアルブミン(Alb)、Gはグロブリン(γ)のことで、ともに血清中の蛋白です。栄養不良・消化吸収障害・肝障害などでアルブミンが低下し、A/G比も低下します。骨髄腫などでグロブリンが上昇すると、A/G比も上昇します。
蛋白分画
電解質 Na(ナトリウム) 身体の水分保持や浸透圧の調節などをしています。激しい嘔吐・下痢などで上昇します。また、腎不全などで低下します。
K(カリウム) 神経の興奮や心筋の働きに関与します。腎不全などで上昇します。また、利尿剤の内服や激しい嘔吐・下痢などで低下します。
Cl(クロール) 通常、ナトリウムと平行して変化して酸塩基平衡の調節をします。ネフローゼや腎不全などで上昇します。また、尿崩症や激しい嘔吐などで低下します。
Ca(カルシウム) 神経興奮・心筋・意識・ホルモン分泌・細胞情報伝達など、様々な生命活動の重要な役割に関与しています。副甲状腺機能亢進症や悪性腫瘍などで上昇します。また、副甲状腺機能低下症などで低下します。
P(無機リン) カルシウムとともに、主に内分泌・骨代謝異常を検索する目的で検査します。腎不全や副甲状腺機能低下症などで上昇し、副甲状腺機能亢進症などで低下します。
CK 筋肉に存在する酵素で、心筋梗塞や筋疾患などで上昇します。軽い運動などでも上昇しやすい項目ですので、その他の検査と組み合わせて判断する必要があります。

  ※2019年4月よりZTTは廃止となりました。

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検査項目解説
糖尿病 血糖(空腹時) 日本糖尿病学会による判定では、110mg/dl以上で境界型、126mg/dlで糖尿病型と考えられます。血糖値は食事の影響を受けやすい検査ですので、注意が必要です。
糖負荷後血糖 ブドウ糖を投与したときに、糖を代謝する機能を調べる検査です。2時間値≧140mg/dlで境界型、2時間値≧200mg/dlで糖尿病型と考えられます。
ヘモグロビンA1c 過去1~2ヶ月間の平均血糖値を反映する値です。以前使われていたHbA1c(JDS)から、国際標準である HbA1c(NGSP)に、2012年4月より変更されました。HbA1c(NGSP)≧6.5%と、空腹時血糖126mg/dlまたは糖負荷後2時間値≧200mg/dlを同時に満たすと、糖尿病と診断されます。
血液一般 血小板数 血小板の中心的役割は止血です。減少すると血が止まりにくくなったり出血しやすくなることがあります。肝硬変や紫斑病などで低下します。また、白血病や悪性腫瘍などで上昇します。
白血球数 かぜなどの感染症や白血病で上昇します。喫煙者は高くなる傾向があります。また、肺血症や再生不良性貧血などで低下します。
白血球分類 顕微鏡で白血球の形態を観察し、分類します。アレルギー疾患や気管支喘息では好酸球の増加がみられたり、感染症の急性期では好中球が増加してリンパ球が減少するなど、様々な病態の把握に用いられます。
貧血 赤血球数 赤血球数が多い場合は多血症や脱水などを疑い、少ない場合は貧血などを疑います。
ヘモグロビン(血色素) ヘモグロビンは赤血球の中に含まれ、酸素を運搬する働きをしています。ヘモグロビンの成分である鉄が不足すると、鉄欠乏性貧血になることもあります。
ヘマトクリット 血液中に占める赤血球の割合です。貧血で低下し、多血症で上昇します。
MCV 赤血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリットから計算する指数で、貧血の大まかな分類ができます。MCVが低いと鉄欠乏性貧血などを疑い、MCVが高いとビタミンB12欠乏や葉酸欠乏などに伴う貧血を疑います。
MCH
MCHC
血清鉄 ヘモグロビンの一部で、貧血の原因を調べるときなどに用います。溶血性貧血や肝硬変などで上昇し、鉄欠乏性貧血や慢性感染症・悪性腫瘍などで低下します。
肝炎ウイルス HBs抗原 陽性の場合、B型肝炎ウイルスに感染中であることを示します。
HBs抗体 陽性の場合、B型肝炎ウイルスに過去に感染していたか、またはワクチン接種で抗体が作られていることを示します。
HCV抗体 陽性の場合、C型肝炎ウイルスに感染の既往があります。ウイルスの活動性の有無を調べるために精密検査が必要です。
風疹 風疹抗体 風疹に対して免疫があるかどうかを知るための検査です。
炎症免疫 CRP 感染症・炎症・組織壊死などで高くなります。
VDRL 梅毒血清検査です。正確な状態把握には泌尿器科等での精密検査が必要ですが、大まかな解釈は以下のとおりです。VDRL(+)TP抗体(-):生物学的偽陽性、VDRL(+)TP抗体(+):先天性梅毒または梅毒治療中、VDRL(-)TP抗体(+):梅毒治癒後。
TP抗体
RF 高値または陽性の場合、慢性関節リウマチやその他の膠原病を疑います。正常でも高値を示すこともありますので、関節痛などの自覚症状の有無が重要になります。
RA
ASO 溶連菌(溶血性連鎖球菌)の抗体検査です。溶連菌は咽頭炎・扁桃炎・中耳炎などの原因となり、続いて糸球体腎炎やリウマチ熱などを起こすこともあります。抗体が高値の場合は精査が必要です。

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検査項目解説
腫瘍マーカー 腫瘍マーカーの説明 腫瘍マーカーは血液検査でがんを発見する優れた方法ですが、残念ながら正常値の場合にがんがないことの証明にはなりません。また、良性腫瘍などでも上昇することがありますので、高値だからといって、必ずしもがんというわけではありません。複数のマーカーを組み合わせたり、画像検査と併用することで検査の精度が上がることをご理解下さい。
CEA 各種がんのスクリーニングとして用いられます。臓器特異性は低いですが、胃がん・大腸がん・膵臓がん・肺がん・乳がんなどで上昇します。加齢や喫煙などでも上昇します。
CA19-9 膵臓がん・胆道系がん・大腸がんなどで上昇します。
PSA(前立腺) 前立腺がんのマーカーです。前立腺肥大でも上昇することがあります。
(注意)男性型脱毛症治療薬のプロペシア錠(フィナステリド)や前立腺肥大症治療薬のアボルブカプセル(デュタステリド)を内服中の方は、血中PSA濃度が約50%低下することがわかっています。これらの薬剤を内服中の方は、報告書に記載されている数値を2倍した値が正しい数値とお考え下さい。正常と判定されていても、2倍した数値が基準値を超えている場合は、泌尿器科受診が必要となります。
CA125(婦人科) 卵巣がん・子宮腺がんのマーカーです。月経期にも高値を示すことがあります。
CA72-4(婦人科) 卵巣がんのマーカーです。乳がん・大腸がん・胃がんでも上昇することがあります。
CA15-3(乳腺) 乳がんのマーカーです。
SCC 扁平上皮がんのマーカーです。食道がん・肺がん・子宮頸がんなどで上昇します。
CYFRA(肺) 肺がん(扁平上皮がん)のマーカーです。
NSE(肺) 肺がん(小細胞がん)のマーカーです。神経芽細胞腫や褐色細胞腫でも上昇することがあります。
エラスターゼ1(膵) 膵臓がんのマーカーです。早期の膵がん・膵炎などで上昇します。
AFP(肝) 肝臓がんのマーカーです。肝炎・肝硬変・妊娠でも高値を示すことがあります。
PIVKAⅡ(肝) 肝臓がんのマーカーです。肝硬変やワーファリンの内服でも高値を示すことがあります。
p53抗体 早期がんでの陽性率が高いとされるマーカーです。臓器特定のため、他のマーカーと組み合わせて測定することが推奨されています。食道がん・大腸がん・乳がん・子宮がん・頭頸部がんなどで上昇します。
因子 硬脈硬化 リポ蛋白(a) 遺伝的素因で決まっている動脈硬化の独立した危険因子で、年齢・食事・運動などには影響されません。高値の場合、運動や禁煙など、より一層動脈硬化の予防に努める必要があります。
RLPコレステロール メタボリック症候群の診断指標として注目されている動脈硬化の独立した危険因子です。虚血性心疾患や脳梗塞などの方で有意な高値が報告されています。
循環器 血圧 高血圧は自覚症状があまりない疾患のため、サイレントキラーといわれています。動脈硬化の重要な危険因子ですので、ご家庭でも定期的に血圧を測定してください。
画像入れる
NT-proBNP(心不全) 高値の場合、心臓への負担がかかっていると考えられます。125pg/ml以上の場合は、心不全の可能性も疑われ、循環器内科での精査が必要です。
頚動脈エコー 頚動脈の壁の厚さ(IMT:内膜中膜複合体肥厚度、正常は1.1mm未満)・狭窄やプラーク(粥状硬化や脂質などが動脈壁に付着したもの)の有無などを超音波で検査します。壁の肥厚やプラークは、脳梗塞や心筋梗塞の発症と関連があります。
血圧脈波 下肢動脈の狭窄や閉塞を検出するABI検査と心臓から足首までの動脈の硬さをみるCAVI検査があります。現在の血管年齢が推定できます。
心臓エコー 心臓の壁運動や弁の動きを超音波を用いて観察します。心臓弁膜症や心筋梗塞、心内血栓の検出などが可能です。
呼吸器 喀痰細胞診 痰の中の細胞にがん細胞が含まれていないか検査します。class1(正常細胞)~class5(がん細胞)まで5段階評価をします。
肺機能 一杯に空気を吸い込んだところから、一気に速く吐き出した空気量が努力性肺活量で、予測値に対する割合(%肺活量)で判断します。1秒間に吐き出される空気量とその割合が1秒量・1秒率です。

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検査項目解説
腹部 腹部エコー 超音波で腹部臓器(肝臓・胆のう・腎臓・膵臓・脾臓など)を観察します。胆嚢がん・腎臓がん・膵臓がんなど、腹部エコーだけで発見されるがんも多数あります。定期的な検査を推奨します。
消化器 便潜血(2日法) 大腸がんや大腸ポリープのスクリーニングとして用いられます。2回のうち1回でも陽性であれば大腸ファイバーによる精査が推奨されます。
便中卵 便の中の寄生虫を調べます。
ピロリ菌IgG抗体 抗体が陽性であればピロリ菌に感染していると考えられます。ピロリ菌は潰瘍の原因になるだけでなく、胃がんとの強い関連が指摘されていますので、除菌が推奨されます。なお、除菌治療後は、抗体が陽性であっても、抗体価が除菌前から50%以上低下していれば、除菌成功とみなします。
ピロリ菌IgG抗体+ペプシノゲン
(胃の健康度検査:ABC検診)
胃がピロリ菌に感染すると、胃の老化(萎縮)がおこり胃がんができやすくなります。ペプシノゲンは萎縮の程度を調べる検査です。ピロリ菌がいないのに萎縮がある場合、ピロリ菌は自然除菌されたと考えられますが、萎縮があるので胃がんができやすいと言え、胃カメラ検査での定期的なチェックが望ましいです。このようにピロリ菌とペプシノゲンを組み合わせることで、より正確な胃がんのリスクや今後の方針の参考になります。
甲状腺 甲状腺エコー 超音波で甲状腺を観察します。甲状腺腫瘍などの検出が可能です。
TSH 甲状腺刺激ホルモンです。高値の場合、甲状腺機能低下が疑われ、低値の場合、甲状腺機能亢進が疑われます。
Free T3 甲状腺ホルモンです。高値の場合、甲状腺機能亢進が疑われ、低値の場合、甲状腺機能低下が疑われます。
Free T4
骨粗鬆症 骨密度検査 超音波で骨量を評価します。20歳~44歳までの若年成人平均値との比較が若年比で、この数値が70%以下になると骨粗しょう症と診断されます。70~80%の場合、骨量低下(骨粗しょう症予備軍)とされますが、その場合でも喫煙・多量の飲酒・両親に大腿骨頚部骨折がある方などは内服治療の対象になることがあります。
婦人科・乳腺 乳房エコー 超音波で乳腺を観察します。乳腺組織が発達している40歳未満の方でとくに有効とされています。
マンモグラフィ 乳房のX線撮影です。乳がん検診指診では、40歳代:2方向、50歳以上:1方向を2年に1度検査することを推奨しています。ただ、約10~15%の乳がんはマンモグラフィだけでは見落とされる恐れがありますので、乳房エコーとの併用や検査の間隔を短縮させることを推奨します。
子宮頸部細胞診 子宮頸部細胞診の結果は、これまでクラス分類で表現されていましたが、HPV感染の有無をより重視した国際分類である、ベセスダ分類に変更されつつあります。ベセスダ分類による結果は次のように分かれます。

・NILM(クラス1・2) :正常細胞のみ ・ASC-US(クラス2・3a) :異形成とまでは言い切れないが細胞変化がある
・ASC-H(クラス3a・3b) :高度な細胞異型の可能性がある
・LSIL(クラス3a) :HPV感染や軽度異形成と考えられる
・HSIL(クラス3a・3b・4) :中等度異形成・高度異形成・上皮内がんが考えられる
・SCC(クラス4・5) :明らかな扁平上皮がんが考えられる
・AGC(クラス3・4) :腺異形または腺がんの疑いがある
・AIS(クラス4) :上皮内腺がんが考えられる
・Adenocarcinoma(クラス5):明らかな腺がんが考えられる
・Other(クラス3・4・5) :その他の異型細胞・悪性細胞が考えられる

NILMは「1年ごとの定期健診を続けましょう」という結果ですが、それ以外は、すべて婦人科での精査や治療が必要です。 一般的な処置は以下の通りです。詳細は婦人科にてご確認ください。
HPV 子宮頸がんの原因となる(HPV)ヒトパピローマウイルスの検査です。HPVは約80%の女性が一生のうち一度は感染するといわれるありふれたウイルスですが、持続的に感染すると子宮頸がんの原因となります。定期的な検診が推奨されます。
アレルギー 各種アレルギーセット アレルギーは、体内に侵入した異物に対して過剰に起こる免疫反応です。高値の項目には、アレルギーがあると考えられます。
CT検査 CT検査の説明 X線をビームにして身体の周りを回転させて得られた情報を画像として構成します。当クリニックの検査機器は高画質でありながら被ばく低減を実現した、最新式64列マルチスライスCTです。被ばく線量は従来の1/4(75%カット)です。
頭部CT CT検査で脳腫瘍や脳出血・脳梗塞の有無を調べます。副鼻腔腫瘍や副鼻腔炎もある程度確認できます。この検査ではくも膜下出血の原因となる脳動脈瘤は確認できません。
胸部CT CTを用いて肺や縦隔の詳細を確認します。小さな腫瘍を検出できるので、肺がんの早期診断には欠かせない検査です。
腹部CT CTを用いて腹部臓器(肝臓・胆のう・腎臓・膵臓・脾臓など)の詳細を観察します。エコー検査は体格や臓器周囲の空気などにより、死角になる部分がありますが、CT検査は断面図を確認しますので、臓器によってはより詳細に確認が可能です。
画像検査 その他 頭部MRI
(検査施設:御池クリニック)
磁気を利用して頭部の詳細を観察します。放射線を使用しませんので、被ばくがありません。くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤が検出できます。また、脳梗塞・脳出血・脳腫瘍などの検出にも優れています。
PET検査
(検査施設:御池クリニック)
ごく微量の放射性物質(FDG)を用いて全身の糖代謝を画像化します。全身(頚部から骨盤まで)のがんを一度の検査で早期発見することを目的とした方法です。

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